小児眼科外来

小児期は視機能の発達の重要な時期です。その間弱視などの病気を放置しておくと、視力や両眼で見る機能が十分に発育せず、大きくなってしまう可能性があります。これは大きく育ってからでは治療できません

小児の場合、成人のように信頼できるデータがなかなか得られません。そこで、視能訓練士という国家資格を有する専門スタッフが充分時間をかけて、丁寧に対応します。

当院では近視、遠視、乱視などの屈折異常のほか、眼鏡などの矯正を行っても視力が出にくい弱視、放置すると視力や両眼で見る機能が侵される斜視の治療や管理も得意としています。

土曜日や春、夏、冬休みは大変混雑して、充分な診療時間がとれないことがあります。特に初診の方は、平日に受診されることをお勧めします

眼の調節を麻痺させる点眼薬を用いて検査する事があります。とても大事な検査なのですが、その場合80分位検査にお時間がかかります。また、その点眼薬の効果が約2日くらい続くことがあり、その間散瞳し、一時的に見づらくなります。

診察にて時間のかかる検査が必要と判断された場合は、診察後に検査の予約をお取りしています。(電話での初診の小児眼科外来の予約はお受けしてません

弱視の啓発動画(提供:公益社団法人日本眼科医会)